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謝る時に使うフィンランド語



フィンランド人は基本あまり謝らないし、相手に謝りを求めることもあまりない。私は"Anteeksi"と言うと、相手から"Ei tarvii pyytää anteeksi!" と、「謝る必要なんかないよ!」と返される。


① Anteeksi 「すみませんでした」「ごめんなさい」
これは一番一般的な謝り方で、「すみませんでした」「ごめんなさい」とどちらの意味でも使われる。ちなみにAnteeksiは、道を尋ねる時などに使われる「すみません」という意味でも使うことができる。
Anteeksi, että olen näin myöhässä. 「こんなに遅れてすみません」
Anteeksiにettäを付けることによって、何に対して謝っているのか示すことができる。

② Sori 軽めの「ごめん」
若者が使うことが多い。

③ Olen pahoillani.「申し訳ございません」
これにさらに、todellaを付けて、
Olen todella pahoillani. 「大変申し訳ございません」
でも、この表現で謝る時は相当悪いことをした時。日常でここまで謝ることはない。

④ Pyydän anteeksi. 「すみません(許してください)」
これは、「すみません」に加えて「許してください」という意味が含まれている。
Anteeksi より丁寧な言い方。よく、子どもが誰かを叩いた時など、大人がその子に対して、
"Pyydä anteeksi!" 「謝りなさい」とも使われる。
それに対して
Saat anteeksi. 「いいよ。許すよ。」または、
En anna anteeksi! 「許さない!」という返事が返ってくることも。

⑤ Oho 「あら」
道端でぶつかった時よくOhoという。Oho自体は「あら」みたいな意味が込められている。
ぶつかって無言ではなくて、Ohoという言葉が入ると少し雰囲気が和らぐ。

会社で有給を取って申し訳ない気持ちもなさそうだし、
芸能人が大麻で逮捕されても特に謝罪会見もないし、
お店で不良品があって交換になっても別に謝らないし、
なので、フィンランド人がいざ謝ると本当に申し訳ないと思っていると、伝わる気がする。
ミスが起こった時、どうやって謝罪しようか考えるのではなくて、
そのミスをどうするか、ということを考えることの方が大切だと思っているはず。
フィンランド語に、Virheistä oppiiという言葉があって、
「失敗から学ぶ」という意味になる。

写真の文章、
Pahoittelemme remontin aiheuttamaa häiriötä.
【直訳】工事が引き起こす邪魔について、申し訳なく思います。
= 工事によりご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
(ちなみに実際この文章からは、日本語のような丁寧さはそこまでない。
でも、フィンランド人がこうやって"すみません"という張り紙を出すことは珍しい。)
Pahoittelemmeは、 動詞 pahoitella (すみません、申し訳ない)が変化したもの。
この、Pahoitellaの rektioは、mitäになるので、


remontin aiheuttamaa häiriötä 言葉変化

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