子どものトラブル時に使えるフィンランド語
子どものトラブル時に使えるフィンランド語
大人が仲裁したり、介入したりする場面は多く、その方法も日本と似ているような似ていないような。10個の場面に応じて使えるフレーズを紹介!
1.おもちゃの取り合いをしている。
Kenellä se oli ensin? (どっちが最初に使ってたの?)
これでだいたいどっちが取ったのか分かる。
もし、初めに使っていたのがLeenaちゃんだったら、
Anna se takaisin Leenalle. (レーナにそれ返しなさい)
2.並ぶ順番でもめている。
あきらかに、誰が抜かしたか分かっている時は、
Ei saa ohittaa. (抜かしちゃダメ)
Mene Leenan taakse. (レーナの後ろに行きなさい)
Koska Leena tuli ekana(ensimmäisenä). (レーナが先に来てたからね)
3.誰か(または物に)に対して危害を与えている。
結構とっさの場面が多いので、長々文章では言わず、最初は短くピシっというのがポイント。
Älä lyö! (叩いちゃダメ!)
Älä töni!(付き飛ばしちゃダメ!)
Älä potki!(蹴ったらダメ!)
Älä heitä!(投げたらダメ!)
Älä satuta!(傷つけたらダメ!)
これは、ei saa 形または、et voi形でも言える。この言い方は、äläよりも優しい。
その際、動詞はすべて原型となる。ketään(誰のことも) mitään(何も)を組み合わせても使える。
Ei saa lyödä ketään / mitään (誰のことも/何も 叩いちゃいけません)
Ei saa töniä ketään / mitään
Ei saa potkia ketään / mitään
Ei saa heittää mitään.
Ei saa satuttaa ketään.
例えば、Et voi satuttaa kavererita.を直訳すると、
(あなた、友達を傷つけられないでしょ。)となり、つまり、
“傷つけるなんてそんなことしちゃダメ”となる。
“et” を使うことによって、ei saaよりも直接的に伝えることができる。
4.大きな声を出して遊んでいる。
Älä huuda! (叫ばない!)
Rauhoitu. (落ち着いて)
Käyttäkää hiljampaa ääntä! (小さめの声を使って)2人以上に対して
Puhukaa hiljammalla äänellä! (もう少し静かに話して)2人以上に対して
5.誰かが仲間外れになっている。
Ei saa jättää ketään ulkopuolelle. (仲間外れにしちゃダメ)
Ottakaa Leena leikkiin mukaan. (レーナも一緒に遊びに入れてあげなさい) 2人以上に対して
6.部屋を走り回っている。
Älä juokse! (走らない)一人に対して
Älkää juosko! (走らない)2人以上に対して
Sisällä ei juosta. (部屋の中は走りません)
Kävellen. (歩いて)
7.触ってはいけない物に触っている。
Älä koske mihinkään! (何も触っちゃダメ)
Älä koske siihen! (それ、触っちゃダメ)
Älkää koskeko toisten tavaroihin! (人の物に触っちゃだめ)2人以上に対して
Anna se olla! (そのままにしときなさい)
8.ふざけて自分のすべきことをできていない。
Nyt riittää. (もう充分)
Lopeta. (辞めなさい)
9.食事中にふざけて全然食べていない。
Nyt me ollaan ruokapöydässä. (今、食事中)
Syö ensin. (まず食べなさい)
Keskity syömiseen. (食べることに集中しなさい)
Anna meille ruokarauha. (落ち着いて食事させて)
10.誰かの邪魔をしている。
Älä häiritse! (邪魔しちゃダメ)
Älkää häiritsekö! (邪魔しちゃダメ)2人以上に対して
どのフレーズもだいたい、älä か、ei saa または、命令形で言うことができる。
この否定命令形の äläか命令形を使うとき、言う相手が一人なのか2人以上なのかで
言い方が変化するので、分からなくなったら、誰に対しても言えるei saa 形で言うと簡単。
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