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フィンランド語の助詞(rektio)が分かると色々便利【sinäとkukaを変化させる】
















それぞれの動詞にはrektioっていうのがあって、
例えば、pidän + sinusta の、staにあたる部分がrektio
フィンランド語には、前置詞が使われることは滅多にないので、このrektioがとても大事。
rektio の種類や法則は覚えるしかないのです。残念ながら   
例えばsinä  は、動詞によって、このように変化する。
rakastan= rakastaa の動詞のrektio は、 ketä--- sinua
tykkään= tykätä のrektioは、kenestä --- sinusta
pidän = pitääのrektioは、kenestä --- sinusta
odotan = odottaaのrektioは、ketä --- sinua
näen = nähdäのrektioは、 kenetまたは ketä --- sinut or sinua 

【rektioは1つとは限らない】
puhun= puhuaのrektioは、kenelle または、 kenestä --- sinulle or sinusta
例えば、Minä puhun sinulle. と、Minä puhun sinusta.
はどちらも文法として正しいけれど、意味がかわる。
1つ目は、「私はあなた、話します」
2つ目のは「私はあなたのことについて、話します」みたいに。

【疑問詞Kukaも、動詞によって変化させなきゃいけない】
日本語でも、「誰を待っていますか」っていうところの、「誰を」、
「誰に話しますか」っていうところの、「誰に」と変化するように。
変化形は、上に書いた通り。

他にも例えば、
Kenelle annat tämän lahjan? (誰にこのプレゼントをあげるの?)
-Annan sen hänelle.  (彼女にあげる)
これは、動詞antaaのrektioがkenelle だから。

Keneltä sait tämän lahjan? (誰からこのプレゼントもらったの?)
- Sain sen häneltä.(彼女からもらった)

簡単にまとめると
1. 文章内の動詞を見つける
2. その動詞のrektioを考える
3. sinäやら kukaを変化させる

新しい動詞に遭遇したらその動詞のrektioを調べてみるといいと思います。
例えば「mennä rektio」とか、ネット検索したら出てくるはず。
rektioは覚えるしかないって言いましたが、日本語と同じ法則のrektioもたくさんあります。

でも、Minä pidän sinusta. って、直訳すると「私はあなかから好き」
その辺の違いを覚えるのがややこしいんだと思います。
なんかもう、フィンランド語はこうなんだ~って受け入れるしかない。
無理に日本語にあてはめようとするのではなく。


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