時計の読み方
フィンランド人と待ち合わせをしたり、時刻の話をしたりする時に避けて通れないのが、時計の読み方。英語での時計の読み方に少し似ているようなフィンランド語の時計の読み方。いったい何時のことを話しているんだろうと、よく解らなくなる時計の読み方。そして、スラングになるとどんどん省略されていく言い方。
ややこしい その1
2時半のことを、「3時の半分 Puoli kolme.」という。
ややこしい その2
2時40分、45分、50分、55分のことを、
「3時の20分前、15分前、10分前、5分前」という。
時刻の表現で“前”という意味で使われるのが、“vaille”
2:40 = 20 vaille kolme (kaksikymmentä vaille kolme)
話し言葉では、だいたい kaksikyt vaille kolme と言う。
2:45 = 15 vaille kolme (viisitoista か viittätoista または varttia /vaille kolme)
2:50 = 10 vaille kolme (kymmenen または kymmentä /vaille kolme)
2:55 = 5 vaille kolme (viisi または viittä /vaille kolme)
ちなみに、“すぎ”を表すのは、“yli”
2:10 = 10 yli kaksi (Kymmenen yli kaksi)
ややこしい その3
たまに、時間と分でそのまま言うことがある。時間を予約する時など。
24時間表記で言うことも。
14時30分 Neljätoista ja kolmekymmentä.
ややこしい その4
前置詞や後置詞によって、数字がどんどん格変化する。
「Olen kotona kahden jälkeen.」
訳)2時過ぎに家にいるよ。
「Nähdään ravintolan edessä ennen kahta.」
訳)レストランの前で、2時前に会おう。
「Minulla alkaa työt kahdelta.」
訳)2時から仕事が始まる。
ややこしい その5
やっと時計の読み方を覚えたのに、スラングで話されると何時のことを言ってるのかわからない。
👲「Monelt ootte siellä? (書き言葉 Monelta te olette siellä?)」
訳) みんな何時に、そこにいるの?
👩「Ehkä puol kahen aikaan? (書き言葉 Ehkä puoli kahden aikaan?)」
訳) 多分、1時半台かな?
ややこしい その6
油断してると出てくる、15分のもう一つの言い方。
15 分をviisitoista と読むのではなく、varttiを使う時がある。
varttiはクォーターになり、15分という意味になる。
そしてなぜか、分格のpartitiiviで使われる。
2時45分のことを、
Varttia vaille kolme.
3時15分のことを、
Varttia yli kolme.
知っておくと便利な時刻に関するフレーズ
格変化に自信がなかったら、kello と - (viiva) を使う。
😃 「Milloin se kauppa on auki?」
訳) いつ、その店開いてるの?
👧 「Kello 10 - 16」読み方 (Kello kymmenen viiva neljä またはkuusitoista)
訳)10時から16時の間だよ。
※ 格変化で言うなら
👧 「10:stä 4:ään asti」(Kymmenestä neljään asti)
maissa, aikoihin, aikaan は、“~時台”という意味になる
Kolmen maissa 3時台
Neljän aikoihin 4時台
Viiden aikaan 5時台
さらに、“joskus” を付けると、
Kolmen aikaan joskus.
訳)はっきりとした時間は言えないけど、まあ3時台。
Kolmen jälkeen joskus soitan sinulle.
訳)だいたい3時過ぎに、電話するよ。
時計の読み方に関するフィンランド語。
勇気を持って、
“Mitä kello on?”
と聞いてみてください😊
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