会話をより自然に表現できる、つなぎ語、あいづち語いろいろ
つなぎ語、あいづち語とは、文と文の間、もしくは文中に使う言葉。
この言葉があるのとないので、自然な会話になるかが変わってくる。
日本語でも同じで、“なんとなく”、“なんていうか”、“たぶん”、“ちょっと”、“実はさ”、“そんで” 等々。
フィンランド語で、これらの言葉は格変化することはほとんどなく、
その言葉さえ覚えてしまえば、そのまま使えるので便利。
jostain syystä なんでかわからないけど
Jostain syystä kissa ei syönyt ruokaa.
なんでかわからないけど、猫、ご飯食べなかった。
jotenkin なんていうか、なんか
Hän näyttää jotenkin tänään erilaiselta.
なんか今日彼女、違って見える。
ehkä たぶん
Opiskelen suomea ehkä joka päivä.
多分、フィンランド語毎日勉強するかな。
ehkäは言い方、イントネーションによって、多分の度合いが変わってくる。
上の文章では、多分毎日は勉強しない。
varmaan たぶん、おそらく(肯定文)
Tulee varmaan 10 aikaan.
10時台に来るでしょ。
varmaankaan たぶん、おそらく(否定文)
Ei tule varmaankaan 10 aikaan.
10時台にはおそらく来ないね。
vähän ちょっと
Mietin vähän sitä.
ちょっとそれ考えます。
ここでのvähänの使い方は、日本語での“ちょっと~してみる”の感覚と同じ。
tosi すごい
Tosi hyvä juttu!
すごい良いことじゃん!
niin すごい、とっても
Olen niin väsynyt.
すっごい疲れた。
Perunamuusi on niiiiin hyvää.
マッシュポテトってすっっごい美味しい。
niin の間の i の伸ばし具合でニュアンスが変わる。
äsken さっき
Äsken laitoin sulle viestiä.
さっき、メッセージ送ったよ。
この言葉、なかなか便利。
vaan ただ
Halusin vaan kysellä aikataulusta.
スケジュールについてちょっと聞きたかっただけ。
itse asiassa 実は
Itse asiassa en ole koskaan juonut viiniä.
実は、私ワイン飲んだことないです。
sitten そんで、それから
Menen ensin kauppaan ostamaan sushia sitten tulen kotiin.
スーパーに寿司買いに行ってから、家帰るよ。
Ok, sitten voidaan syödä tänään sushia!
オッケー!じゃあ、今日は寿司食べられるね。
sitten はなくても意味は通じるけど、あると自然に聞こえる。
joten ~だから
Olen tänään töissä, joten en pysty käymään pankissa.
今日仕事だから、銀行行けないや。
siksi も、~だからを意味する言葉だけど、siksiを使うときつくなってしまう。
ちなみに、jotenは、ちゃんとした文章にも使える。
jotenで文章を始めることはできないので、文中に使う。
eli つまり、なので 何か話題をまとめたい時
Mun pitää mennä töihin ma, ke, to ja tiistaina kouluun. Eli mulle sopii perjantai.
月、水、木と仕事、火曜は学校に行かなきゃいけないんだ。なので、金曜なら大丈夫です。
elikkä も、eliと同じ意味でよく使われる。
ごちゃごちゃした内容を、とりあえずまとめたい時に使える。
...vai? ...それとも(否定)
Lähetäänkö nyt vai?
出発する?今?それとも(もうちょっとあとで?)
日本語では“それとも”のあとの文章を言う必要があるけど、
フィンランド語では、vai を使うことによって、vai の前に言ったことを否定する文がそのあとに含まれている。
juuri ちょうど
Soitin sinulle juuri äsken!
ちょうどさっき電話したとこだったよ!
さっきを意味する、äsken は、juuri と一緒に使うことで
“ちょうどさっき” という意味になる。
just ちょうど
Yritin just soitta sinulle.
ちょうど今電話かけようとしてたよ。
just には、たった今。今という意味も込められている。
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